73本目では、
という記事で、買い増しをするときの考え方を整理しました。
今回は、その考え方をNTTに当てはめて、
買い増しを考えるときに何を確認したいかを、
具体的に整理してみたいと思います。
NTTの配当方針を確認する
まず確認したいのは、会社がどんな方針で配当を出しているかです。
NTTは、継続的な増配と、機動的な自己株式取得を基本的な考え方として掲げています。
2026年度の年間配当は、1株あたり5.4円の予定で、
16期連続の増配となる見込みです。
72本目で整理した、
の視点で見ると、
「減配しない姿勢」が実績として積み上がっている会社だと感じています。
買い増し前に確認したい4つのポイント
買い増しを考えるとき、
私は次の点を確認するようにしています。
– 配当利回り(目安3.5%前後。計算式は「年間配当5.4円 ÷ 株価」で、株価が150円なら約3.6%)
– 配当性向(目安30〜50%。無理のない範囲で配当を出せているかを見る)
– 増配の幅(前年度比+0.1円、約2%と小幅なので、増配のスピードより「続くこと」を重視する)
– 自己株式取得の状況(2026年度は上限2,000億円の取得枠が設定されており、株主還元が配当だけではないことを確認する)
利回りは株価によって毎日変わるので、
買い増しの直前に、
その日の株価で計算し直すようにしたいと思っています。
配当性向は70本目の視点で見る
配当性向は、
で整理したとおり、30〜50%を一つの目安にしています。
NTTは40%台半ばの水準で推移しているため、
目安の範囲には収まっていると見ています。
ただし、
今後の投資負担が大きくなったときに、
この水準が維持できるかどうかは、
決算のたびに確認したいポイントです。
買い増しの金額とタイミング
買い増しの判断で大事にしたいのは、
「買えるかどうか」より「買っても生活に影響しないか」だと思っています。
– 生活防衛資金には手をつけない(買い増しの原資は、あくまで投資に回せる余裕資金にする)
– 一度に全額を買わず、数回に分ける(株価は日々動くので、タイミングを分散して1回の判断ミスの影響を小さくする)
– 買う前に「なぜ買うのか」を一言で書き出す(利回りと増配実績が理由なら、その前提が変わったときに見直せる)
株価が下がったから買う、ではなく、
「買う理由が今も変わっていないか」で判断するようにしたいと思っています。
まとめ
今回整理したポイントは次のとおりです。
– NTTは継続的な増配と自己株式取得を掲げ、2026年度は16期連続増配の見込み
– 買い増しの目安は、配当利回り3.5%前後、配当性向30〜50%
– 増配幅は小さいため、スピードより継続性を重視する
– 生活防衛資金には手をつけず、数回に分けて買う
NTTは値動きも増配幅も派手ではありませんが、
だからこそ、
「買う理由が変わっていないか」を淡々と確認していく姿勢が大事だと感じています。
次回は、
JTを保有し続ける理由について整理してみたいと思います。
内部リンク
– 累進配当とは何か
– 配当性向とは何か
免責事項
※この記事は、高配当投資について学んだことや個人の考えをまとめたものであり、特定の銘柄や金融商品の購入・保有・売却を推奨するものではありません。
投資には株価変動、減配、無配、元本割れなどのリスクがあります。
最終的な投資判断は、ご自身の責任でお願いいたします。

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