68本目では、
という記事で、配当利回りを入り口にしつつ、他の指標も一緒に見ることの大切さについて書きました。
今回は、その中でも特に
「配当利回りだけで判断しないために」
具体的にどこを確認しているかを、もう少し掘り下げてみたいと思います。
配当利回りが高いことは、必ずしも良いことではない
配当利回りが高い銘柄を見つけると、
つい嬉しくなってしまいますが、
株価が下がったことで、結果的に利回りが高く見えているだけのケースがあります。
私はこれを
「見せかけの高利回り」
と呼んで、注意するようにしています。
見せかけの高利回りを見分けるために確認していること
配当利回りだけを見て判断しないために、
私は次のような点を確認するようにしています。
– 直近の株価推移(急落していないか。急落の理由が業績悪化なら要注意)
– 配当性向(目安30〜50%。80%を超えている場合は無理をしている可能性がある)
– 増配・減配の履歴(過去5年で減配していないか。継続力の確認)
– フリーキャッシュフロー(黒字かどうか。配当の原資があるかの目安)
– 業績予想の修正状況(下方修正が続いていないか。今後の配当余力に関わる)
一つひとつは小さな確認ですが、
積み重ねることで、
「利回りだけに引っ張られない見方」
ができるようになってきた気がします。
数字が急に良くなっている銘柄には理由を探す
配当性向が急に改善していたり、
増配率が急に高くなっていたりする銘柄は、
一時的な要因(特別利益や資産売却など)が関係していることがあります。
私はそうした場合、
直近1〜2年だけでなく、
過去5〜10年の推移も合わせて確認するようにしています。
数字が良く見えるときほど、
その理由を確認する癖をつけたいと思っています。
まとめ
今回整理したポイントは次のとおりです。
– 株価急落による見せかけの高利回りに注意する
– 配当性向は30〜50%を目安に、無理のない配当かを確認する
– 過去5年の増配・減配履歴で継続力を見る
– フリーキャッシュフローで配当の原資があるかを確認する
– 数字が急に良くなっている場合は、その理由を探す
配当利回りは、
あくまで最初のとっかかりであって、
そこから先を確認する習慣を持つことが、
長期で安心して保有できる銘柄選びにつながるのだと思います。
次回は、
配当性向について、もう少し詳しく整理してみたいと思います。
内部リンク
– なぜ私は高配当株に興味を持ったのか。配当金投資を選びたい理由
免責事項
※この記事は、高配当投資について学んだことや個人の考えをまとめたものであり、特定の銘柄や金融商品の購入・保有・売却を推奨するものではありません。
投資には株価変動、減配、無配、元本割れなどのリスクがあります。
最終的な投資判断は、ご自身の責任でお願いいたします。


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