71本目では、
という記事で、自己資本を基準にした配当指標について整理しました。
今回は、
高配当株を調べているとよく目にする
「累進配当」という言葉について整理してみたいと思います。
累進配当とは何か
累進配当とは、
減配せず、配当を維持または増配し続けるという方針
を会社自身が掲げている配当政策のことです。
「累進」という言葉には、
「段階的に増えていく」という意味があり、
一度上げた配当は、
基本的に下げないという姿勢が特徴です。
累進配当を掲げる会社が注目される理由
累進配当を明言している会社は、
株主に対して減配しないという約束をしている
とも言えるため、
長期保有を前提とする投資家にとって、
安心材料の一つになりやすいと感じています。
私自身も、
累進配当を掲げている会社は、
配当の予測がしやすく、
保有を続けやすいと感じています。
累進配当でも確認しておきたいこと
ただし、
累進配当を掲げているからといって、
無条件に安心できるわけではないとも思っています。
– 業績が大きく悪化した場合でも本当に維持できるか(方針はあくまで方針であり、絶対ではない)
– 配当性向・DOEが無理のない水準か(すでに高水準なら、今後の増配余地は限られる)
– キャッシュフローが配当を支えられる状態か(利益が出ていても現金がなければ配当は難しい)
累進配当という「方針」だけでなく、
それを支える「実態」も合わせて確認するようにしています。
累進配当と配当性向・DOEの関係
70本目・71本目で整理した配当性向やDOEは、
累進配当が
無理のない範囲で続けられているか
を確認するための材料になると感じています。
配当性向やDOEが年々上昇し続けているようであれば、
累進配当を維持するために、
少しずつ無理をしている可能性がある、
という見方もできると思っています。
まとめ
今回整理したポイントは次のとおりです。
– 累進配当とは、減配せず維持・増配を続ける配当方針のこと
– 株主にとって配当の予測がしやすく、安心材料になりやすい
– 方針だけでなく、業績・配当性向・DOE・キャッシュフローも合わせて確認する
– 指標が年々上昇している場合は、無理をしていないか注意する
累進配当という方針を知ってからは、
「維持できる裏付けがあるかどうか」
まで見る視点を持てるようになった気がします。
次回は、
買い増し判断について整理してみたいと思います。
内部リンク
– DOEとは何か
– 配当性向とは何か
免責事項
※この記事は、高配当投資について学んだことや個人の考えをまとめたものであり、特定の銘柄や金融商品の購入・保有・売却を推奨するものではありません。
投資には株価変動、減配、無配、元本割れなどのリスクがあります。
最終的な投資判断は、ご自身の責任でお願いいたします。


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